2017年7月30日(日)、高校野球の西東京大会決勝戦
神宮球場には、3万人の観客が押し寄せた。
日本中の多くの人達が、清宮率いる早稲田実業の優勝を望んでいたことでしょう。
しかし、3年連続で準優勝で涙した東海大菅生が、やっとのおもいで17年ぶりの甲子園を決めたのだ。
この日は、私にとっても忘れられない日になった。
私も、球場に行ったのだが、チケットは完売になり中に入ることができなかった。
優勝する瞬間をこの目で焼き付けたかった。それが、今でも心残りで仕方ない。
私は、スマホで試合の行方を追った。
菅生側の応援席は、全国大会で金賞を受賞した吹奏楽部の演奏も後押してか、盛り上がっていた。
吹奏楽部も全国レベルで強い。
試合は進み、9回の裏、2アウト。
甲子園が目前に迫っていた。
2点リードしているから安心と思われるが、
これが近いようで非常に遠かった。
一昨年の早稲田実業戦がフラッシュバックする。
過去3年間を振り返ってみる。
昨年の試合
2016年 西東京大会決勝戦
八王子vs東海大菅生
延長10回戦まで激しい攻防が続くが、同点のまま。
延長11回表で八王子が2点を入れる。
延長11回裏、菅生は、2点を返すことができずに、
3年連続で甲子園の切符を手に入れることができなかった。
3年連続で甲子園目前で泣くことになるとは、誰が思ったことか。
八王子・・・5点
東海大学菅生・・・3点
2年前の試合内容
2015年 西東京大会決勝戦
早稲田実業vs東海大菅生
西東京大会いや、全国で注目されている清宮が早稲田実業に入学した年だ。
この年は、試合の流れが、一瞬で変わるという野球の恐ろしさを認識することになった。
7回の裏がおわった時、東海大菅生は5点リードしていた。早稲田実業は、0点だ。
このまま試合が進んでくればと思っていたら、悲劇は8回表で起きた。
早稲田実業の猛攻撃に遭い、8点を奪われ、試合は完全にひっくり返された。
菅生は、逆転を試みたが、追いつくことが出来ず、甲子園目前に涙をのむことになる。
早稲田実業・・・8点
東海大学菅生・・・6点
3年前の試合内容
2014年 西東京大会決勝戦
日大鶴ヶ丘 vs 東海大菅生
やっとのおもいで決勝戦まで進めることができた。
5回までお互い得点を許さず、守備の試合だった。
6回表で菅生は、1点を先制する。しかし、7回裏で1点を返され同点のまま9回に進んだ。
そして、9回裏の日大の攻撃で1点を取られ菅生は甲子園を目前にして泣くことになった。
そこから2年連続で、決勝戦で負けるなんて誰が想像していたか・・・。
日大鶴ヶ丘・・・2点
東海大学菅生・・・1点
野球は、ちょっとしたエラーで命取りになることがある。
最後の最後まで、気が抜けない試合でした。
9回裏で3アウトを取った時、やっと緊張が溶け、喜びに変わった。3年間良く耐えたと思います。
4年目、やっと甲子園の切符を手に入れることができました。
だからこそ、東海大菅生の今回の西東京大会優勝は、とても意味があるものなのだ。
ネット上を調べても東海大学菅生がどんな学校なのか、情報があまりない。
次回は、東海大菅生がどんな学校か書いていきます!